「うずまきと芽の二つで分ける、というのはどうだ?」
 南の提案に、きらきらと目を輝かせる千石。
「うずまきと芽!すごいね!そんなすごい分け方、地味な人しか考えつかないよ!」
 たぶん、褒めているつもりだろうなぁ、と南は思った。
 そういうコトにしておこう。そう思うことにした。
 千石は大まじめに首をひねる。

「うずまきと芽……どっちをもらうか……それが問題だ。」

「ところでどうやって分けるの?その二つで。」










SSページに戻る。