「伴爺の成分が分かったらしいんだ!」
「……成分?!」
 南はその不思議な響きに眉を寄せる。
「そうそう!伴爺の成分!錦織によればね!伴爺の半分は優しさでできているんだって!」

「……はぁ。で、残り半分は?」

「……はぁ。で、そういうお前はどうなんだ?」










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