「太一のやつ、なんでそんな変な入れ方してんだ?」
 南の素朴な疑問に、千石は平然と答える。
「太一はちゃんと入れてたんだよ?」
「……じゃあ、なんで逆に入ってたんだ?」
「俺が逆向きに入れ直したからね!!」
 きらきらと宣言する千石。
「なんでそんなコトを……?」
「え?だって面白そうじゃん?」
 ご機嫌に答える千石。南はがっくりと肩を落とした。

「……そうかそうか。」

「……お前というヤツは……!」










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