「でも、どうやって半分に分けるの?」
 千石の問いかけに、南は腕を組んだ。
「そうだなぁ……。」
 興味津々と言った様子で南を見つめる千石。
 南はゆっくりと口を開いた。

「光と闇の二つで分ける、というのはどうだ?」

「うずまきと芽の二つで分ける、というのはどうだ?」










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