「ダメ。自分の飯を食え。」
 つれない南の言葉に、千石は目に見えてしょんぼりした。
「けち……。南くんの意地悪……。」
 机に「の」の字を書いて拗ねる千石。南は大きくため息をついた。
「その代わり……千石にこの世界の半分をやるよ。」

「え?マジ?くれるの?やった〜!」

「え〜、そんなんいらない〜。」










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