「ってか、世界はもともと全部俺のだもん!」
 南は「はぁ?」とストレートに聞き返す。
「だから!南くんに分けてもらうまでもなく、この世界は全部俺のなの!」
 鼻息も荒く宣言する千石。
 脱力したように南が応じた。

「それならそれでいいや。」

「何言ってんだか。全部、俺のもんだろ?」










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