卒業アルバム〜山吹篇。
<冒頭文企画連動SS>




 南はその時お好み焼きを食べていた。
 別に仕事があるわけでもなかったが、昼休みには部室にいることが多い。
「お弁当にお好み焼きってすごいよね!!」
 どこからともなく現れた千石が箸をのばす。
「ねぇねぇ、南。一口ちょうだい?」
 目をきらきらさせる千石。
 ちょうだいって言う前に箸のばしてるんだろうが、お前は!
 と思いつつも、南はため息混じりに応じた。

「一口だけだぞ?」

「ダメ。自分の飯を食え。」







☆☆15万ヒット記念☆ぷち企画☆☆
   <今回のいただき冒頭文>
南はその時お好み焼きを食べていた。

どうもありがとうございました!


SSページに戻る。